私たちの教会の礼拝プログラム
日曜日の礼拝はこのように行われています
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<第1部 賛美と祈り:神への接近>
前 奏(パイプオルガンで前奏曲が演奏されます)
神の前に静まって礼拝に備えます。思いを神に向けるため黙祷します。
招きの言葉(司会者が聖書を朗読します。詩篇が選ばれることが多いです)
主の招きが私たちの礼拝の前提です。
賛 美(会衆全員で賛美の歌を歌います)
招きに対する応答としての賛美です。
歌集は偶数月に『讃美歌(1954年版)』を、奇数月に『教会福音讃美歌』を使用
交 読(司会者と会衆とで聖書を交互に朗読します)
聖書のみことばを用いた会衆の告白と賛美です。
開会の祈り(司会者が祈ります。会衆は黙祷してともに祈ります)
礼拝のために、神に助けを求める祈りです。
主 の 祈 り(会衆全員でともに祈ります)
神にささげる全員の祈りです。
こども賛美(会衆全員で賛美の歌を歌います)
子ども達にも親しみのある曲が選ばれます。
幼児から大人まで一緒に礼拝しているからです。
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<第2部 みことば:神から人へ>
聖 書 日 課(聖書が朗読されます)
みことばを聞きます。年間を通して聖書の主要箇所が朗読されます。
こども信仰問答(問答形式で行われます。内容は「こども信仰問答」をご参照ください)
信仰の基本的理解を問答形式で学びます。
大人も子どもも一緒に問いと答えをよく考えます。
報告と祈り(週報に掲載された事項を中心に報告が行われ、祈ります)
教会のための執り成しの祈りです。みことばに期待する祈りでもあります。
賛 美(会衆全員で賛美の歌を歌います)
聖 書 朗 読(今日の宣教の聖書箇所が朗読されます)
宣 教(牧師による礼拝説教です)
私たちに語られた神の言葉の解説であり、神のことばでもあります。
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<第3部 応答:人から神へ>
賛 美(会衆全員で賛美の歌を歌います)
語られた神のことばに対する応答です。
信 仰 告 白(「使徒信条」または「ニケヤ信条」を会衆全員で朗読します)
みことばの真理全体の告白をもって全人格を神にささげます。
パ ン 裂 き(一般的には聖餐式と呼ばれます。毎月第1週に行われます)
神の民としてくださる神の恵にあずかります。
洗礼を受けているクリスチャンに限ります。
献 金(前の列から献金を入れる袋を回します)
神への感謝のささげもの。献身と信仰の告白のしるしでもあります。
感謝の祈り(教会員の一人が会衆を代表して祈ります)
みことばに対する応答としての神への感謝。献身の祈りです。
頌 栄(会衆全員で賛美の歌を歌います)
神の栄光をたたえる賛美です。
祝 祷(牧師が祈ります)
神の祝福を祈り求める祈りです。
会衆を祝福のうちに新しい週の歩みに派遣するものでもあります。
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礼拝は、神との人格的な出会いの場です。みことばの約束に基づき、
神からの語りかけに従って神に近づき、神を知り、神を崇め、讃える。これが礼拝の原則です。礼拝プログラムのそれぞれの項目の中でどのように神に向かって
いるのか。あるいは、神はどのように私たちに関わってくださっているのかを考えると、より自覚的・意識的な礼拝となるでしょう。
礼拝の根本は、神と神の民との出会いです。礼拝において、みことばから新しく教えられること、学ぶことがあることはありがたいことですが、礼拝は新しいことを学ぶための講義に過ぎないわけではありません。また何か人生の教訓を教えられる場に過ぎないわけでもありません。
また礼拝は何か新しい感動や喜びを得るだけの場所でもありません。感動や
喜びがあればそれは感謝ではありますが、神と出会うということは、人にとっていつも心地よいことだとは限りません。恐れや不安、時には悲しみや怒りを覚え
ることがあるかもしれません。しかし、それも誠に生きておられる人格的なお方に私たちが直面しているからこそ私たちの内に起こることです。神である主と向
き合うことが自分自身にどんな影響を与えているかに注目すると、より意義深い礼拝を味わうことができるでしょう。
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